今回ご紹介するのは、福島県の中でも有名な観光名所【大内宿】をご紹介します。
福島県南会津郡下郷町にある、大内宿は江戸時代から続く街並みをお店にしたりして、大事にしながらも魅力が溢れています。
大自然の中に佇みながら、旅行客や地元民の方々から愛されている大内宿を皆さんにまた違った目線でお伝えできればと思います。
大内宿とは
福島県南会津にある【大内宿】は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えていました。
現在も江戸時代の面影そのままに、茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並んでいて、この景観を引き継ぐために店舗兼住居として生活しています。
また、昭和56年には『国選定重要伝統的建造物群保存地区』に指定され、この大切な村・宿場の景観を未来の子供たちに引き継いで行くために、住民憲章を作り『売らない・貸さない・壊さない』の3原則を守り景観保存と伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に全員で取り組んでいます。
公式サイトのタイトルにも【江戸時代の町並みを守り繋ぐ】と記載されているので、実際に観光をしましたがその際にも、大内宿は地域の方々の繋がりがとても強いように感じました。
公式サイトURL https://www.gurutto-aizu.com/detail/622/freepage-1.html
大内宿の中にあるお店の紹介
敷地内の中には、たくさんのお店がありますが、当記事ではいくつかをピックアップしてご紹介させていただきます。
・古美屋 会津木綿、久留米織等を扱っているお店で、会津の伝統的な染め物を見る事ができます。
・扇屋 小物や置物を販売しています。
・松美屋 手作りの小物が置いてあるお店です。山野草や花器などを販売しています。
・糸屋 会津民芸品の赤べこ、会津本郷焼、「作務衣」や「もんぺ」などの繊維商品から帽子や雪駄、古布酒袋染バッグなどを販売しているお店です。
・萬屋 民芸品や、オリジナル商品を販売しています。厄除けの神様といわれるオニ鬼や鬼猫様がいます。
玄関や部屋の入り口などに鬼をモチーフにした置物、壁掛けを設置すると、効力を発揮するとのことです。
和雑貨などの販売もしています。
民芸品を扱っている店舗が多く、その中でも和雑貨を取り扱っていたり、お土産にたくさん買ってしまうほど、どれも素敵で目移りしてしまいます。
ぜひお土産に検討してみてはいかがでしょうか?
他にも、ご飯を食べられるところもありますので、ご紹介させていただきます。
・こめ屋 風味の良い地粉で打ったそばと、自家栽培の餅米でついた餅を油でこんがり揚げた「おろし揚げ餅そば」が人気メニューのお店です。
・南仙院本家 南仙院名物「まんじゅうの天ぷら」 温かいのをその場で食べられます。
また、地元ジャージー牛の牛乳を使った濃厚なソフトクリームもおすすめです。
・若松屋 古民家を改装したお休み処です。
店内ではコーヒーやソフトドリンクのほか、あいすもなか(バニラ・抹茶)もおすすめです。さらに、季節限定メニューや昔ながらの手作り駄菓子の販売もしているお店です。
・三澤屋&三澤屋酒店 四百年前からの伝統的な食べ方、大根おろしを基本にしたものを「高遠(たかとお)そば」と言い、会津の殿様が高遠で育ったことで伝わったものです。
会津地方の地酒のほか、雪室で寝かせた三澤屋オリジナルのお酒「雪中桃姫」を販売しており、発送もしてくれます。
観光して感じたのは、お蕎麦を取り扱っているものも多いと思いました。
特に、地酒を販売している『三澤屋酒店』では、いろんなお酒を試飲する事ができたり、発送をしてくれたりと、対応がとても丁寧です。お酒好きな方はぜひ立ち寄ってみてください。
公式サイト https://www.gurutto-aizu.com/detail/622/freepage-10.html
季節ごとのイベント
大内宿では季節ごとにイベントが開催されます。
今回は、公式サイトから引用してご紹介させていただきます。
春
・4月から5月の間には、桜が咲きますので、とても綺麗な景色が見れます。
・ 5月には、鯉のぼりが飾られとても圧巻されます。
・大内宿の見晴台のところには、子安観音があります。
※子安観音は、女性や子供の守り神で、子宝や安産、子供たちの健やかな成長をお祈りできます。毎年5月の1度だけ子安観音が御開帳される祭礼が行われその際には、お神酒やお赤飯がふるまわれます。
夏
・6月には、お茶会・大内宿町並み展示館にて茶会を行っています。
・菖蒲彩る大内宿
・7月には、半夏祭り 毎年7月2日の半夏(はんげ)の日に、伝統行事の「大内宿半夏祭り」が行われます。
・8月には、夜には蛍が飛び交う景色が見られます。さらに、三仏堂祭り・眠った流し・盆踊り・風除け祈願・二百十日祭などのお祭りが行われます。
秋
・9月に 大内宿では9月1日の防災の日として、防災訓練の一環とし放水銃の一斉放水を行います。
その光景はとても迫力があり、カメラマンの方々にもとても人気のある訓練となっています。
・10月には、 山が色づいてくる季節ですので、景色を楽しめると思います。
・11月には、 紅葉シーズンには大変混み合いますので、時間にゆとりをもって安全運転でお越し下さい。
・雪囲いの大内宿・朝霜煙る大内宿・茅刈り風景
冬 ※冬期間中には、休業中のお店もありますので営業しているかどうかは、お店に直接お問い合わせ下さい。
・12月には、正月準備の大内宿が見れます。
・1月には、正月飾り、団子さし、年の神の催しがあり、雪景色の大内宿となります。
・2月には、雪まつり(第二土日開催)大内宿雪まつりが2日間にわたって開催されます。
日本一の団子さし、そば食い競争、仮装大会や、歌謡ショーなど楽しいイベントが盛りだくさんです。
男衆による御神火載火、冬の澄みきった空に打ちあがる大迫力の花火などもありますので、とても見所があります。
四季折々で様々なイベントがあったり、季節によって様々な景色が見れますので、ぜひ皆さんも観光に行ってみてはいかがでしょうか?
公式サイト https://www.gurutto-aizu.com/detail/622/freepage-2.html
まとめ
今回の記事では、大内宿にスポットを当ててご紹介しました。
さらに、公式サイトの方から情報を引用していますので、気になった方は、ぜひ公式サイトで一度確認してから足を運んで頂くといいと思います。
注意する点として、夕方の16時頃にはお店が終わってしまう店舗が多いと感じました。
また、駐車場から少し歩くので、足腰が弱い方は大変かもしれません。
ところどころで、休める場所あありますので、時間に余裕を持って来ていただければ、ゆっくりと見て回る事ができると思います。
お手洗いに関しても、ちょうど中間地点のところにありますので、現地にあるマップや公式サイトにも店舗地図などが掲載されていますので、そちらを見ていただきながら散策してもらえるといいと思います。
私は、大内宿を観光して感じたことは、空気が澄んでいて自然に囲まれている空間が、どこか別の世界のようにも感じました。
大内宿でお店を営んでいる方たちもとても暖かく、話しやすい方たちでしたので、お土産に悩んだりした際には声をかけてみるといいかもしれません。
公式サイトのURLを記載しておきますので、気なった方はぜひ見てみてください。
https://www.gurutto-aizu.com/detail/622/index.html