南東北と称される福島ですが、やはり冬になれば雪が降り、冷え込む日もあります。
そんな時こそ、温泉で身体の芯から温めたくなりますよね。
今回は、冬の雪見風呂が楽しめるような、絶景露天風呂をご紹介します。
なお、夜の露天風呂も楽しんでいただきたいということで、宿泊施設に限定して紹介しています。 日帰り入浴情報は含まれませんので、ご注意ください。
庄助の宿 瀧の湯
会津の民謡に「朝寝朝酒朝湯が好き」な人物として登場する、小原庄助の名を冠したこちらのお宿は、多彩な露天風呂が自慢の宿です。
名前も麗しい「瀧美の湯(たきみのゆ)」は、自然の滝である「伏見ヶ滝」の真横にあります。
本物の滝の水しぶきや音を感じながら入れる露天風呂は、四季折々で景色が変わるので、シーズンごとに入ってみたくなります。
また、個浴・蔵ssicと名付けられた一人用の露天風呂もあり、こちらは貸し切りではありませんが、譲り合ってひとりずつ楽しめる贅沢な露天風呂です。
そしてなんと、貸し切り露天風呂がなんと6種類も用意されています。
「十六夜の湯」「庄助の湯」など、それぞれに趣向を凝らした露天風呂になっていて、全部に入ってみたくなるほど魅力的です。 (貸し切り露天風呂は、専用プランで宿泊したときのみ利用可能です)
<庄助の宿 瀧の湯 公式HP>
https://shousuke.com/
御宿 東鳳
【引用:御宿 東鳳公式HP】
会津の奥座敷東山温泉街の入口にあり、まるで宙に浮かんでいるような露天風呂が人気のお宿です。
「宙の湯(そらのゆ)」は、その名の通り円形で地上11mに突き出した形になっていて、そこからの眺めはまさに絶景!
夜になると、幻想的にライトアップされるので、いつまでも入っていたくなります。
もうひとつの「棚雲の湯」は、立って入る最上段から会津の町並みを眺め、半身浴を経て、最下段では空を眺めながらの寝湯が楽しめます。
雪の季節には、周辺の木々がふんわりと雪を載せる愛らしい風景も楽しめそうです。
<御宿 東鳳 公式HP>
https://toho.orixhotelsandresorts.com/
Lake Side inn Beehive
裏磐梯にある「大切な人と過ごす小さな宿」がコンセプトのホテル。
全部で8部屋の小さなホテルなので、人の多い場所が苦手な方にオススメです。
貸し切りの露天風呂からは、真っ白に染まる森が一望でき、温泉に入りながら森林浴も同時に楽しんでいるような気持ちになれます。
こぢんまりとしているからこそ、落ち着くことができ、心がほぐれてくるような心地よさがある露天風呂です。
時間予約制で空きがあれば何度でも入れるので、昼の景色と夜の景色を見比べて楽しむこともできます。
カップルやお友だちなど、大切なひとと2・3人で訪れるのにピッタリの宿です。
<Lake Side inn Beehive 公式HP>
https://l-beehive.com/
ながめの宿 光雲閣
【引用:楽天トラベル】
二本松から車で20分ほどの岳温泉。
その中にある、名前通り「眺め」が自慢のお宿です。
こちらは温泉街の高台にあるので、お部屋からの眺めも素晴らしいのですが、さらに露天風呂は解放感があり、お天気が良ければ日の出も見られます。
雪降る中だとより幻想的で、時間帯を変えて何度も入りたくなるような露天風呂です。
<ながめの宿 光雲閣HP>
https://www.kounkaku.co.jp/
小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ
【引用:小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ公式HP】
いわき市にある、ゴルフ場併設のホテル。
こちらの露天風呂は、眼下に太平洋が広がる絶景オーシャンビュー!
福島県では数少ない、海が見える露天風呂なんです。
冬でも、どこか明るさを感じさせる太平洋を眺めながらの露天風呂は、心が晴れやかになりますよ。
海に降りゆく雪を見ながらの雪見風呂、贅沢でオススメです。
<小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ 公式HP>
https://www.accordiahotel.com/onahama/
穴原温泉 匠のこころ吉川屋
【引用:穴原温泉 匠のこころ吉川屋公式HP】
飯坂温泉の中でも奥まったところにある、湯宿。
こちらの露天風呂は市街地から離れていることもあり、開放感あふれる景色が広がります。
かつてはニホンザルもこっそり湯浴みをしていたと言われており、また目の前に開けた川向うの岸壁に、ニホンカモシカが隠れていることもあるそうですよ。
川のせせらぎが聞こえるほど近く、自然との一体感を楽しめる露天風呂は、屋根があるので雪の季節も安心してゆっくりと入ることができます。
<穴原温泉 匠のこころ吉川屋HP>
https://yosikawaya.com/
飯坂温泉 湯乃家
【引用:飯坂温泉 湯乃家公式HP】
飯坂温泉駅からほど近いところにある、こちらの宿には、飯坂温泉唯一の展望露天風呂があります。
露天風呂「天守の湯」からは、奥羽山脈の山々を眺めることができ、また福島市街も見える、まさに展望風呂です。
雪の季節には、雪の白さの中にきらめく夜景や満天の星空も楽しめますよ。
<飯坂温泉 湯乃家HP>
https://www.yunoya.co.jp/
土湯別邸 里の湯
【引用:土湯別邸 里の湯公式HP】
福島市から車で30分ほどの土湯温泉。
古くからある温泉地の、少し奥まったところにある土湯別邸里の湯は、全部で9室という静かなお宿です。
こちらの貸し切り露天風呂「深碧(しんぺき)」には、大小ふたつの浴槽があり、自然の森に囲まれ、解放感あふれる露天風呂になっています。
人工的なものではない、手つかずの自然が広がる景色は、雪が積もるとまるで異世界のようです。
また、家族向けの半露天風呂「青藍(せいらん)」は、屋根こそついているものの目の前は大きく開けているので、冬ともなれば、白く雪化粧してファンタジックな世界が広がりますよ。
<土湯別邸 里の湯 公式HP>
https://www.satonoyu.com/
旅館玉子湯
【引用:旅館玉子湯公式HP】
土湯温泉同様、福島市から車で30分ほどの、高湯温泉。
こちらの旅館玉子湯には、「露天」ならぬ「野天」風呂「天渓の湯(てんけいのゆ)」があります。
その名の通り、野趣あふれるダイナミックな景色が広がり、冬になれば建物も岩も森の木々も、こんもりと雪の綿帽子をかぶります。
また、貸し切り露天風呂「瀬音」は、天渓の湯とはまた違った景色が広がっています。
川の流れる瀬音に耳を傾けながら、風情ある雪見風呂が楽しめます。
せっかくなら、両方の風景を満喫したいところです。
☆帰れマンデー(2024年11月11日放送分)でゴールに設定された玉子湯の湯小屋は、露天風呂ではありませんが、風情ある場所ですので合わせてお楽しみいただきたいです!
<旅館玉子湯 公式HP>
https://tamagoyu.jp/
まとめ
今回は、冬に訪れたい福島の露天風呂をご紹介してきました。
露天風呂は春夏秋冬いつでも楽しめますが、頭寒足熱という言葉があるように、身体を温めながら頭は冷やすという意味でも、冬こそベストシーズンと言えるのではないでしょうか。
寒く長い冬を乗り越えるには、引きこもらずに外へ出かけることも大事です。
福島の冬を楽しむためにも、温泉まで出かけてみませんか?